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2009/06/17(Wed)

[その他] セフティーネット融資に会社を潰されてしまった事例、実話 “1”


セフティーネット融資に会社を潰されてしまった事例、実話 “1”
私はここに何度か政府の行っている、経営安定関連特例保証(通称セフティー
ネット)について書いてきました。 実は、とんでもないことを教えてくれた友人が
居ます。 この不況に持ちこたえることが出来ず倒産してしまったのですが、内
容を聞いて驚きました。

他には無い卓越した技術を持った会社で私の会社も以前共同で仕事をさせてい
ただいたこともあったのですが、最近は私より盛んに業務に励んでおられ、私も
日頃の雑務に追われていて連絡を取っていなかったのですが、つい先日、連絡
が有って「会社、潰しちゃった!」と言うのです。

内容が内容だけに、根ほり葉ほり聞くわけにもいかず、大まかな話は、セフティー
ネットの手続きを銀行を通して行い四千万円実行に成ったのですが、手元には渡
らなかったと言うのです、つまり、それまで借りていた分の返済として没収されて
しまったと言うことのようです。

実状は、大きな仕事を受注したので銀行から借りて、その仕事をしたのだが、失
敗をしてしまい、回収に手間取っていたと言うか、回収の見込みがなくなってしま
ったのかもしれません、従って追加の融資を申し込んでいたところに、このセフテ
ィーネット融資が始まり、銀行の勧めで手続きをした、そして、四千万円実行され
た、しかし、銀行は自行の債権を回収するために使い会社には渡さなかったと言
うことのようです。

政府はリスケ(返済条件変更)を理由に断ってはいけない、とか自行独自の債務
の書き換えに使ってはいけない、ということも言っています。 しかし、それは表面
から消えただけで事実上は全く守られていません! 実行されたら、この分を返済
して一本化しましょう、というのが銀行から出される提案です、経営者も飲まなけ
れば手続きが出来ないので飲むしかないのです。

現実にリスケにより断られた事例を聞いてみました。
銀行の言い分はこうです、「現在、実行されている債務の返済が出来なくて、リス
ケをしたということは、この上貸し出しては更に返済が大変に成る、従って、リスケ
が理由では有りません、返済能力が無いところには、いくらセフティーネットとは言
っても貸し出すわけにはいかない! これは企業のためを考えての結論です」と
言うことのようです。(つづく)
            辻 捨丸 giemon@giemon.co.jp


by vonsumaine | 2009/06/17 15:01:25 | その他 | comment(0) | trackback(0)
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