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パビスタンプは日本の気候風土に似た地中海地方で生まれた建材です。日本の気候風土に非常に適した塗り壁材です。
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2009/07/06(Mon)

[住まい] ●日本は、日本独自のエネルギー政策を!

固定価格買取制度ってご存知ですか?
太陽光発電パネルを取り付けた家庭から余った電気を高く買い取って、その分
高く一般消費者に売りつけるという制度です。

簡単に言うと屋根の上に太陽光発電パネルを取り付けることが出来る一戸建て
の住宅にお住まいの家庭の電気代や設備費を、取り付けることが出来ないアパ
ート住まいの家庭が払ってあげるという制度です。 なんか変と思いませんか?

日本の産業復興のために太陽光発電パネルの設置に助成金を出すことまでは
無理矢理我慢もします、しかし、その費用を一般消費者が負担する仕組みには
やっぱりなんか違う!、多分ドイツのまねをしたのでしょうがあまりにも政策に工
夫が無いと思いませんか? 日本では日本に合った政策を考えてほしい!

この政策が大当たりして大量に設置された場合を考えてみてください、結果は無
限連鎖講と同じように破綻します、多分そこまでは普及しないとは思いますが、
余った電気を買う人がいなくなるという事態も起きかねません。 したがって、この
長く続けられません、政策は短期的なものに成るものと考えられます、私はあま
りお勧めしませんが、設置を考えている人は急いだほうが良いかもしれません。

本当に机上の計算の通りに償却できるのか? 当初の効率をいつまで持続でき
るのか?中国では25年保証という商品も発売されましたが、寿命はいつまで持
つのか? 更に、現在の技術では電気を大量に長期間保管しておくことは出来ま
せん、したがって、現在は出力の調節が難しい原子力発電で基本的使用量を発
電して変動値を調節が比較的簡単な水力や火力発電で賄っています。

そこへ電力会社は「品質が悪い!」といって買取を渋っていた太陽光発電で発電
された電気を買い取らなければいけない、という法律で買取を義務付けをしまし
た。 この余剰電力は計画購入が出来ないのです、毎年夏の高校野球の時が電
力消費のピークだそうです。 そんなときに必ず供給してくれるという保証が無い
のです。 つまりあてに出来ないのです。 電力会社に取ってメリットが無いという
ことです。

そんな政策より、火力発電をやめて常時入手可能な再生可能エネルギーによる
発電計画をつくることが大切と思います、北海道に地熱発電が実際に動いている
はずです、発電効率は?設備償却と価格設定は?環境負荷は?先ずはその施
設の検証を行いより良い施設の開発に着手することです。

そして独占状態で胡座をかいている、鉄道会社の顧客サービスをもっと良くして
人も貨物も移動の基本を鉄道輸送に変えることです!
幹線の鉄道貨物運送を運送会社の共同運営で行うということも考えられます!
大幅にCO2削減が出来ます!

佐賀大学の上原先生の海洋温度差発電や波力発電など考えれば日本は再生可
能エネルギーの宝庫です。 麻生さんはサミットに出席することを楽しみの頑張っ
ておられるようですが、そんな技術者をたくさん連れて行って、ロビーで大宣伝をし
ては如何でしょうか? ドイツに「あなたのまねをして、日本でも始めました」とい
うよりずっとカッコ良いと思うのだが、如何でしょうか?
             辻 捨丸 giemon@giemon.co.jp


by vonsumaine | 2009/07/06 07:09:59 | 住まい | comment(0) | trackback(0)
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