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2009/09/17(Thu)

[その他] ●9月16日は歴史的な日になる!


今日は09月17日です。
昨日の臨時国会で政権移譲が正式に行われました。
いつも示唆に富んだコメントを寄せていただいている東京の安中さんからメール
が入りました、掲載します。

『東京の安中です。
辻様の仰るように、9月16日は歴史的な日になるかもしれません。気のせいか、
最近鳩山さんの顔つきが変わってきたように思います。 覚悟が出来てきたと
好意的に見ていますが、私は今回の政権にそう期待はしていません。 企業に
とっては相当に厳しい政権になるなと覚悟しています。

民主党政権は、経済再建に対して自民党政権とは180度違う方向を取っていま
す。 つまり、自民党は、企業を支援して収益を回復させれば、雇用が守られ、
家庭も潤うという方向でした。 これに対し民主党は、直接家庭を支援して景気
を回復させれば企業収益も改善する、という全く反対の道を取ろうとしています。
どちらが良いかの議論は、国民の選択結果が出た以上は意味がありません。
これからは、この民意に沿って政策が180度変わるというだけです。 結果が悪
ければ、次の選挙で反対の選択が行われるということです。

問題は時間です。 民主党の政策が功を奏し、景気が上がり、その恩恵が企業
にまで届くのにどのくらいの時間を要するかです。 民主党が失敗し、再び自民
党政権になるとした場合は、数年間(最大4年間)かかるわけです。 この不況で
痛めつけられた企業に、その時間を生き延びられる策があるでしょうか。 子育
て支援関連など、直接政策の恩恵を受ける産業、企業にとっては大きなチャンス
でしょうが、それは一部です。 公共事業削減の影響をもろに受ける建設業界な
どは倒産の嵐になるのでは、と戦々恐々です。

前政権の手厚い補助金で息を吹き返しつつある自動車業界や家電業界はどうな
るのでしょうか。 それでもトヨタは、今期決算も赤字と言われています。 構造的
な問題はなんら解決されていないのでしょう。 弊社も全く事情は一緒です。

ただ、数年前から経営戦略を180度変更して、この事態に備えてきました。 しか
し、この事態を乗り越えられる確信はありません。

以下は、社内で言っている言葉です。
「これから、超低空飛行で吹雪のアルプスを越える。 我々に高い山を越えて飛ぶ
力はない。 吹雪で視界が取れない中、山を避け低地を探して飛び続けるしかな
い。 正直、越える自信はないが、飛ぶしかない。 山にぶつかるか、力尽きるか。
それは私とあなた方との頑張りと相互信頼に掛かっている。 少しでも懸念がある
のであれば、この飛行機を降りて欲しい」

すでに何人ものクルーが降りていきました。 それも幹部と頼んだ人たちからです。
もしかしたら、私一人になるかもしれない恐怖と孤独感を味わいながら、それで
も飛び続けています。 いつ果てるかもしれない飛行ですが、必ず飛び越えるとの
信念だけが支えです。
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安中 眞介 : Email annaka@halsystem.co.jp
HAL SYSTEM DESIGN & PLANNING CO.LTD.
URL http://www.halsystem.co.jp
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by vonsumaine | 2009/09/17 08:11:41 | その他 | comment(0) | trackback(0)
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