ビニールクロスの危険性。
最近、住宅やマンションの火災で亡くなる人が後を絶たない。その理由の一つがビニールクロスの燃焼の際に発生する有毒ガスの問題である。
その理由は、「ビニールクロスは熱分解すると、塩酸やダイオキシンのような有害な有機塩素化合物のガスを、大量に生成するため、
火災時には非常に危険なのです」
長老の左官さん曰く、「昔は、ほとんど家は土壁と漆喰の住まいでした、家が燃えても、人が亡くなることは殆どなかった。しかれど、この頃は、火災で人が亡くなるケースが増えている。その大きな原因は、ビニールクロスに問題あり」と。。。語っておられた。その通りだと思います。確か、建築基準法では、禁止されている化学物質は2種類だったと思います。
厚生労働省では、食品の防腐剤、保存剤、着色剤などの禁止されている化学物質は10種類くらいだと思います。ヨーロッパ諸国の基準と比較すると日本は恐ろしいほど怖い国です。
日本は、欧州諸国と比べても、住まいに対する理念も哲学が全くない。ほとんどの住まいが、サイデングとビニールクロスのお家である。住まいの環境は人格形成において実に大切なものですが、日本国民の多く(70%)が、全く無知であり、勉強もしない、聞く耳も持たないのである。物事の本質を理解することなく、みてくれや外観、上辺だけで判断する、みてくれの悪い無農薬野菜が中々売れない
(百姓の友人が嘆く嘆く!)。
国も、火災で亡くなった根本の原因を国民に説明しようともしない 日本国民よ住まいについても、もっともっと勉強しようではありませんか。国にたいしても、もっともっと文句を言おう。国に対して文句を言わないから、国は国民に対して厳しい政府になるのである。(福沢諭吉の学問の勧めより)
ヨーロッパ漆喰/西洋漆喰 レビスタンプ/パビスタンプ
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vonsumaine |
2011/02/20 16:29:59 |
住まい |
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